【シンプルで美味しい料理vol.20】スペルト小麦のクスクスタブレの作り方

【シンプルで美味しい料理vol.20】スペルト小麦のクスクスタブレの作り方

こんにちは!世界を心で旅する料理家堀池美由紀です。

突然ですが、皆さんは、クスクスを召し上がったことありますか?

 

クスクスとは、デュラム小麦を蒸して乾燥させた粒状のパスタです。スパゲティなどと同じパスタをイメージして頂ければ正解です。モロッコ料理で、”タジン”と呼ばれるラム肉の煮込みに添えられているのを食されたことあるかもしれません。

 

その歴史は長く13世紀のアラビアの料理本に紹介されているほど。日本ではあまり知られていませんが、モロッコ、チュニジアを始めとする中近東やアラブ各国では主食として、またスペイン、イタリア、フランスでも常食されています。NYにいたころは、よくデリでクスクスのサラダ(=タブレ)をテイクアウトしたものです。

 

なのですが!実は私、精製された小麦(白い粉)で作られたクスクス(白い)特有の香りがどうも苦手!食して頂ければ、その意味が分かる方、中にはいるかと思います(たぶん)

 

そんな中、見つけたのが、英名バルガーウィートBulgur wheat 

中近東ではブルグルと呼ばれるもの。見た目は、クスクスに似ていますが、クスクスが色白小粒でみな同じ形なのに対し、バルガーウィートは色黒で、つぶつぶはとんがり、形もふぞろいちゃんです。

 

従来のクスクスが精製小麦で作られているのに対し、こちらは、全粒の小麦を蒸して挽き割りにしたもの。全粒なので、豊富なビタミン、ミネラル、食物繊維と栄養素的にも優れていることは間違いありません。

 

皆さんも、是非、バルガーウィートを試してみてくださいね!噛み応え、風味ともに、とても美味しいですよ♪

 

なーんて、ご紹介したものの、今回なんと見つけられず(涙)、

 

バルガーウィートではなく、キヌアとスペルト小麦全粒粉で作られたクスクスを使ったタブレサラダのご紹介です。(こちら、B〇Oマルシェさんで購入しました。)

 

 

 

スペルト小麦は、古代戦士も食べていた地球上で一番古い栽培穀物の一種。グルテンフリーはもちろん、胚乳胚芽ともに残っているので栄養価の高い原始的な小麦です。消化しやすく、低GI、栄養価も高いパワーあふれる小麦が原料のこちらの商品も、とても美味しいですよ♪

 

クスクスの作り方はとても簡単!水を加えてレンチンすれば出来上がり!水に漬けおく必要がないので、玄米を食べたいけど、浸水時間がかかる!という心配もなし。ご飯を炊き忘れたときにも、2〜3分で出来るのでとても便利です。健康志向でご飯に混ぜて炊いてみるのもよし♪ お腹も心も満足しますよ。

 

海外の健康食品取扱店などで販売しているので、のぞいてみてくださいね。

 

 

スペルト小麦のクスクスタブレのレシピ

 

 

スペルト小麦のクスクスタブレの材料(4人分)

 

材料 分量
〇スペルト小麦のクスクス  1/2カップ
〇水 1/2カップ
冷凍コーン 50g
きゅうり 1/2本
アボガド 1/2個
トマト 1個(小)
カッテージチーズ 大さじ1
バジルの葉 5~6枚
オリーブオイル 大さじ2
レモン汁 大さじ1
塩、こしょう 少々

 

スペルト小麦のクスクスタブレの作り方

1.クスクスと水を耐熱ボウルに入れて、ふわりとラップをし、600w電子レンジで2分半加熱する。そのまま粗熱をさます。

 

 

 

2.きゅうり、アボガド、バジルの葉は1cm弱角に切る。トマトは四つ割りにして、種をとりのぞき、実の部分だけ1cm角に切る。(種の部分は水っぽくなるので加えません)

 

 

3.1の粗熱が取れたら、2を加え、カッテージチーズ、調味料を加えて軽く混ぜる。

 

 

お好みで、カイエンヌペッパーを加えてもピリリとして美味しいです。ぜひ作ってみてくださいね♪

 

 

※「モロッコ風牛すじ大根のタジンとクスクス」も美味しいですよ♪こちらのレシピはまた次回お伝えしますね♪

 

 

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