桜開花が告げられたとともに、連日温かい日差しが続き、一気に春模様の最近ですね。
コロナ騒動で、学校の休校、テレワーク、外出自粛…など、なんとなく心ざわざわ、落ち着きなく、不安感の続く過去数週間でしたが、季節は確実に変化していますね。
私自身は、3月は、料理教室、ケータリングとキャンセルが続き、子供たちは家に、パパも、ついでに在宅勤務になり、めでたく(!?)3食家族で揃って食卓に向かう日々を過ごしています。
そこで思うのは、家族で揃ってご飯を食べる機会がいかに減っていたのか?(というかそもそもそんな日々は1週間のうち数えるくらい!)で、そんな生活に慣れていたのか?ということです。
家族で揃って、同じタイミングで同じものを食べる生活って改めていいなぁとしみじみ。話すことは新しいことが何もなくても、家族がそこにいて一緒にご飯を食べるって心が落ち着きますよね。幸せってこんな何気ないことなんだなぁと改めて実感しています。
さて、そんなわけで、暇な人々が集まると楽しみは、なんといっても食事!今晩は頑張ったから、ワイン開けちゃう!?なんて夕方になるとなんとなくソワソワ、ワクワク。おつまみは何にしよう?まずはナッツから~なんて、始まります。
今日はそんな家飲みにぴったりのアボガドのディップ、“ワカモレ”のご紹介です。
ニューヨークに住んでいたころ、大好きなメキシカンレストランがありました。ローザメキシカーノというレストランです。リンカーンセンターのすぐ近くというロケーションもあり、観劇前に立ち寄って、冷えたマルガリータと共に、ワカモレをよく頂きました。
こちらのレストランでは、ワカモレを頼むと、ワゴンを押しながらウェイターさんがやってきて、目の前で、作ってくれます。石のうすに、器用にくるくるとアボガドをむいて、カラフルなパレットのような、見た目に美しい刻み野菜達を、加えて潰して…ものの1分ほどで、美味しそうなディップの出来上がりです。
自分のためだけに、たった今、目の前で作ってくれるフレッシュなワカモレは本当に美味しかったです。皆さんもニューヨークに行かれたら、是非、試してみてくださいね。
ワカモレ、石うすは、なくても、ご自宅にあるボウルで大丈夫です。私は擦り棒で潰しますが、フォークの背を使っても大丈夫ですよ。ご自宅でも、簡単に作れますので、是非作ってみてくださいね。
レシピの最後には、メキシコ人のお友達に教わった美味しいアボガドの見分け方!もこっそり教えちゃいますよ♪
目次
ワカモレの材料(2〜3人分)
材料 | 分量 |
---|---|
アボガド | 2個 |
紫玉ねぎ | 1/6個 |
トマト | 1個(皮のみ使用) |
ライムかレモンのしぼり汁 | 1/2個強 |
にんにく | 1/2かけ |
生唐辛子(なければ、カイエンヌペッパーで代用可) | 1本 |
刻みパクチー | 大さじ1 |
塩 | 小さじ1/4強 |
黒コショウ | 少々 |
砂糖 | ふたつまみ |
コーントルティーヤチップス | 1袋 |
ワカモレの作り方・レシピ
1.紫玉ねぎ、にんにくは、細かく刻む。唐辛子は種を除き、薄く刻む。トマトは、くし形に切り、中の種の部分を取り除き、皮の付近3mm程度を0.4mm角に刻む。
アボガドは、半分に割り、種をのぞいておく。ライムは絞っておく。パクチーは刻んでおく。
2.ボウルにアボガドを加えて、摺り棒などでざっと潰す。
3.2に1の残りの材料を加え、塩、黒こしょう、砂糖で味を整える。
4.コーントルティーヤチップスを添える。
美味しいアボガドを選ぶ時のコツ!
★アボガドは外の皮が真っ黒なものを選ぶ。手のひらに持つ皮の感触は、やや柔らかい固め。
★アボガドのヘタの中が緑色のものを選ぶ。ヘタの中が、黒いものや、褐色になっているものは、割ってみると黒ずんでいるものなので、選ばないようにしてくださいね。(慣れてくると、100発100中でヘタの中が緑色のものが選べるようになります!)
アボガドの種の取り除き方
よく包丁でガツッと種を除く方法をみかけますが、つるりとすべって、包丁が変なところを刺す危険性も!アボガドを縦に1/4に切ってからだと、簡単に種がのぞけますよ♪
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