【GGF編集部(井上嘉文)・厳選スイーツのご紹介】この、たまごボーロしか勝たん。

【GGF編集部(井上嘉文)・厳選スイーツのご紹介】この、たまごボーロしか勝たん。

8月、とある新聞記事。

以前、6次産業化プランナーの井上嘉文が3回現地でご支援と取材をして、
本媒体でも記事にした半澤鶏卵さまが掲載されていて驚いた。

半熟の燻製卵「スモっち」を約4か月で11000個、香港に輸出したそうだ。

 

「スモっち」は、燻蒸液ではなく、自然材木のチップで燻製をされている無添加食品。

今では「スモっち」は、全体の売り上げの10%にまで到達している。

鶏卵は生鮮出荷がビジネスの大半の中で、これは白身…いや、白目を向く奇跡だ。

 

昨年、JALの機内誌『SKYAWARD』でも山形県特集の際には、堂々と描かれていた。
また、大変惜しまれつつ他界された、女優・竹内結子さんも愛用していたそうだ。
前に半澤鶏卵の卵を使っているお店でオムライスを食べながら、担当者が教えてくれた。

 

COVID-19の最中、輸出を試みる企業は、たくさんいる。
その猛者の中で、オーディションを見事に勝ち抜いたようだ。

 

香港の食品卸のバイヤーの目に留まったなんて、これはすごいよ黄身…いや、君!

 

さぁ、同じ卵を使った、こちらのスイーツもお勧めなので紹介したい。

常識にヒビが入り、割れて姿を現すのは卵でなく、感動だった。

 

 

大人も楽しい、たまごボーロ

 

 

現地に支援に伺った半澤鶏卵の卵からできた「たまごボーロ」。

たまごボーロは、ちょっと甘いものを食べたいときには最適のおやつ。市販のたまごボーロより甘さが控えめで、ベストな商品がこれだ。

卵の甘みを生かしているのか、砂糖の量が少なくて済むのだろう。優しく仕上がっているので、ボーロ好きにとってはリピーターになること間違いない。

 

 

当然、食品添加物は「無添加」である

 

 

たまごボーロはグルテンフリーですし、大変うれしいスイーツですね。

 

半澤鶏卵は、「東根市(ひがしねし)養鶏場」と「河北町(かほくちょう)養鶏場」の2カ所の養鶏場があって、河北町養鶏場は エンリッチャブル・ケージシステム という飼育システムを採用している。これは、一般的な飼育方法とは異なり、鶏が自由に動ける空間を作ることで、鶏にストレスを与えることなく飼育できるシステム。

 

鶏の止まり木があって「木に止まって休む」という鶏の本能的な行動を満たすことができる工夫が、優しい。その上にセミウインドレスを採用しているので、日の光を浴びながらも、外敵や、鳥インフルエンザなどの感染症から鶏を守ることもできる。そんなニワトリへの配慮は、たまごボーロまで美味しくさせる。

 

 

独自の飼育システムと新商品「平飼いたまご」

 

 

2019年11月に、(株)半澤鶏卵は山形最大規模の養鶏場の運営を継承して、約2000羽を平飼いしている。

従来から販売している品種別のもみじ、さくら、こめたまごの3種と合わせて、味比べを楽しみ、定期購買よいだろう。

日常で使う卵だからこそ、背伸びをしても美味しいものが楽しい。

 

 

編集後記

本当におすすめなスイーツです。夏は、こういうサクっと食べれる、ライトなものがありがたいですね。

※取材・執筆ご依頼→ 問い合わせフォームからお願いします。
※料理コース単価10,000円~の飲食店のみ、取材を承ります。

 

文筆家  井上 嘉文

(本記事は『おうちごはん研究所』のリニューアルに伴う転載記事です。)

 

CONTACT

フードビジネスに関するお悩みは、お気軽にご相談ください。